Aug. 19, 2025 updated
●日 時: 2025年 9月21日(日)午後2時〜午後4時(1時半受付開始)
●会 場: 善行市民センター(善行公民館)3Fバイオクロマト(多目的)ホール
●テーマ: 『千宗旦の生き方と息子たち〜宗旦文書を読む』
●講 師: 伊藤一美氏(鎌倉考古学研究所理事)
千宗旦、利休の孫として戦国末期から近世初頭に生きた茶人である。秀吉の聚楽亭における「お成りの茶事」にも喝食宗旦は利休の手伝いとして出ていた。自害直前の祖父に大徳寺門前で挨拶したのが、14歳の彼の心に深く刻まれていったはずである。父の少庵もまた会津で不遇な生活を余儀なくされた。
宗旦から息子達に出した手紙240通が表千家不審庵に伝わっている。先妻妙宗の子宗拙・宗守、後妻宗見の子宗左・宗室への、くどいほどの心配する記述は、「親」とは何か、ということを考えさせられる。また、宗旦の多彩な交友の軌跡も知ることができる。宗旦の家族への想いとその行動力の発露と言える。人との「縁」が今に繋がる「三千家」を生み出した所以なのである。
●この講座に参加されたい方:講演参加受付のページから参加申し込みができます。
※参加費は、一般500円、会員無料です。
※ 現在、会場の定員は100名となっています。